コロナ禍の今、「エンジョイホーム」で楽しめる「野菜づくり」にチャレンジしてみませんか? 庭や畑での栽培はハードルがちょっと高そうですが、プランターでの野菜づくりなら、初心者やマンション・アパート住まいの人でも簡単に取り組めそうです。9月に始める「プランターで野菜づくり」のコツを、米沢園芸に聞きました。
野菜と植え方を選ぶ
9月に植えるのならば、初心者にはコマツナやクレソンなどの葉茎菜類がおすすめです。ほかにパセリ、サラダナ、ルッコラ、根菜ならばラディッシュや小カブが育てやすいでしょう。
野菜の種類によって、苗から植えるもの、種まきから始めるものがあります。例えばシュンギクは、自分が欲しい量の株数を苗から植えると、収穫が多くなり過ぎません。
プランターの準備
作りたい野菜の種類や、どのくらい収穫したいか、どこに置くのかに応じてプランターを選びます。根菜を植えるなら深めのもの、葉茎菜類ならば浅めでもいいでしょう。
プランターに土を入れる前に、水はけをよくして、土が流れ出るのを防ぐ「鉢底石」を敷きます。プランターの底面にネットが敷いてあるものは、そのまま土を入れても大丈夫です。
土の準備
野菜づくりで大切なのが土です。あらかじめ肥料が配合されている「野菜用培養土」を使うとよいでしょう。
対策を心がけても、多くの野菜は虫がついたり、葉を食べられたりと、病害虫が発生しがちです。せっかくの自家栽培だからなるべく無農薬にしたい、という人は防虫ネットの使用をおすすめします。また、殺虫剤を最初に土に混ぜ込むことで、虫を防ぐ方法もあります。
【続く。次回は9月5日付に掲載します】