昨年11月に令和2年度「全国老人クラブ連合会会長表彰」、10月に「県知事表彰」の2表彰を受けた。「予期せぬことで驚いた。今後も様々な形で貢献したい」と話す。
老人クラブについて「まず、支え合う仲間ができる。知識や経験を地域に生かす活動や、『子ども見守り隊』などの奉仕活動もある。健康で長生きし、地域社会の支え手になる大切な組織」と語る。
山口県には県老人クラブ連合会(きららシニア山口)の中に19市町の老人クラブ連合会が存在し、さらに地区・校区へと分かれている。活動内容もフラダンスやピアノ教室など選択肢が広い。加入目安の60歳は多くの人がまだ働き続けているが、「仕事をしながらでも余裕のある時間に参加してもらえれば。多くの人に活動の意味とやりがいを感じてほしい」と入会を呼びかける。
【プロフィル】1940年小郡生まれの81歳。鴻城高から明治大学へ進学。卒業後は祖父の代から続く「中村酒舗」を継いだ。現在は山口県老人クラブ連合会副会長、山口市老人クラブ連合会小郡支部長、同市社会福祉協議会理事を務める。趣味はゴルフ。