ヒバリは、背丈の低い草地や畑などで見られる鳥です。体は地味な茶色で、オスもメスも同じ色をしています。
春になると、空を飛びながら長い時間さえずるのがヒバリの特徴です。長い時には5分くらい鳴き続けていることもあります。これは、息を吸う時も吐く時も声を出すことができるからです。また、ヒバリのさえずりはとても複雑で、「ピーチュルピーチュル」「フィチフィチ」など、様々な声を組み合わせて使います。
ヒバリのさえずりは遠くまでよく聞こえるので、長く鳴いている声が聞こえたら、空を見上げてみてください。さえずる姿が見られるかもしれません。
きらら浜自然観察公園 信木 愛
スズメ目 ヒバリ科
[全長] 17cm
[時期] 一年中見られる留鳥