アルツハイマー型認知症とは、脳の神経細胞が減少し、脳が萎縮することで症状が現れる認知症で、高齢者の認知症の原因として最も多い疾患です。アミロイドβ(ベータ)と呼ばれる異常な蛋白質の蓄積と神経原線維変化(過剰にリン酸化されたタウ蛋白の蓄積)という脳内での二つの変化が特徴です。この異常な蛋白質の蓄積により、神経細胞の破壊が起き、徐々に脳の萎縮が進行します。
症状では記憶障害を最もよく認め、初期には昔のことはよく覚えているのに、最近のことを覚えることができないのが特徴です。同じことを何度も繰り返し聞く、年月や日付が分からない、約束を忘れるなどがよくある症状です。また、財布や日用品などを他人に盗られたなどの物盗られ妄想を伴うこともあります。進行すると昔のことも忘れ、自分の居場所や親しい人の顔も分からなくなったり、食事や着替え、トイレ、入浴などの日常生活動作を正しく行うことができなくなったりなどの症状もあります。
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