骨粗鬆症とは、骨の量と質の低下をもって診断されます。医療機関で骨密度や腰椎レントゲン検査を受けましょう。2021年度の骨粗鬆症検診率は全国平均で5.3%でしたが、山口県は更にその約半分で、とても残念な結果でした。
骨粗鬆症になると骨折しやすくなり、骨折によってQOL(生活の質)が著しく低下し、寿命を縮めてしまいます。特に閉経後の女性では同年代の男性よりも発症率が高い(大腿骨頸部骨折では約2倍)報告があります。女性ホルモンの激減が一つの原因です。
治療は、閉経後間もない場合、女性ホルモンの骨作用を促進させる服薬治療を、70代後半女性や80代男性には骨の脆弱化を抑える服薬・注射治療等に、カルシウムの吸収を促進させるビタミン剤の服用を加えます。治療を少しでも早く始めることで、骨折や円背の予防につながるのです。
苦痛を伴わない検診なので、ぜひ早期診断・早期治療をお勧めします。
住所 | 山口市吉敷中東1-1-1 |
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TEL | 083-924-1151 |
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