サンデー山口「2025年新年写真コンテスト」受賞作品
最優秀賞「今日もよろしく」
朝日が昇るにつれ、鵜たちが集まってきました。
撮影者:村上歩夢さん(宇部市)
撮影日:2024年11月20日
撮影場所:本山岬(山陽小野田市)
優秀賞「夏の笑顔」
小鷺の舞の後、頭の飾りを直している場面を撮影しました。優しい表情が目を引きました。
撮影者:内山えいじさん(周南市)
撮影日:2024年7月27日
撮影場所:鷺舞モニュメント広場付近(島根県津和野町)
優秀賞「この虹をくぐって行こう」
台風一過の朝、大きな虹がかかっていました。この虹をくぐって行ったら、何かいいことありそうな気がしました。わずか10分足らずの夢です。
撮影者:野上典子さん(山口市)
撮影日:2024年8月31日
撮影場所:自宅(山口市矢原)
優秀賞「また来てねー」
瑞風のお客様が防府市毛利庭園を観光されるコースが決まり、多くの方に山口の歴史や良さを感じて欲しいです。多くの市民が見送りしました。
撮影者:岡本公一さん(山口市)
撮影日:2024年11月4日
撮影場所:JR防府駅(防府市)
佳作「まるで、エッフェル塔」
工事の為に足場が組まれ、煌々と照らされた周防大橋が、パリ五輪聖火点灯式に見た輝くエッフェル塔と重なって見えた。
撮影者:齋藤暁さん(山口市)
撮影日:2024年1月30日
撮影場所:周防大橋(山口市秋穂二島)
佳作「青、緑、黄の世界」
菜の花の咲く前後の真っ直ぐくっきり分かれている線が印象的でした。年末年始の切り替わりに合っていませんか?
撮影者:杉浦康雄さん(福岡県北九州市)
撮影日:2024年2月23日
撮影場所:花の海(山陽小野田市)
佳作「黒い秋吉台」
秋吉台山焼き後撮影に行くと、まっ黒の秋吉台と青空のコントラストがとてもきれいで、お気に入りの1枚になりました。
撮影者:藤井和則さん(防府市)
撮影日:2024年3月2日
撮影場所:秋吉台(美祢市)
佳作「宝」
5月の佐波川では、ドローンでも砲弾でもない、鯉のぼりが空を泳いでいる。そして、姉妹が楽しく水辺で戯れている。子供たちの無邪気に遊ぶ姿ほど心が和むものはない。
撮影者:吉留文男さん(防府市)
撮影日:2024年5月4日
撮影場所:防府市本橋町
佳作「お帰り~~~」
元気いっぱいに大きな口を開けて親鳥をお出迎え.とてもかわいいワンシーンが取れました!
撮影者:有吉亨さん(宇部市)
撮影日:2024年5月18日
撮影場所:焼野海岸(山陽小野田市)
佳作「ウィアー」
須佐湾大花火大会での一コマです。須佐出身のアニソン歌手・きただにひろしさんのライブステージで大ヒット曲ワンピースの「ウィアー」。コール&レスポンスで会場が一体になった瞬間でした。夕陽のスポットライトに照らされた地元のヒーロー。山口のエネルギーを感じました。
撮影者:西修作さん(島根県益田市)
撮影日:2024年7月28日
撮影場所:萩市須佐
佳作「夜空に大輪 二尺玉!!」
秋吉台観光まつり花火大会。中国地方で最大の二尺玉が咲きました。物価高騰により有料開催となりましたが、持続可能な花火大会への一意奮闘に感謝です。二尺玉のように、でっかく元気にスタートしましょう!
撮影者:谷口尚良さん(広島県広島市)
撮影日:2024年9月7日
撮影場所:美祢市秋芳町秋吉
佳作「海も喜ぶ着陸体制」
この日はいいお天気でしたが珍しく波が高く、海も飛行機の着陸を喜んでいるような感じでした。
撮影者:吉岡まゆみさん(山口市)
撮影日:2024年9月11日
撮影場所:山口宇部空港(宇部市)
佳作「紫金山・アトラス彗星」
次に観察できるのは8万年後だと言われる彗星が地球に大接近しました。パラボラアンテナとコラボで撮れて感動しました。新年が平和で穏やかな日々を過ごせますように祈りました。
撮影者:藤井恵子さん(山口市)
撮影日:2024年10月20日
撮影場所:山口市仁保
佳作「フェイスペイント」
山口天神祭の一コマです。奇抜な衣装に、真っ白・ユーモラスな化粧。そしてパフォーマンスが道中で笑いを誘っていました。
撮影者:内山和則さん(周南市)
撮影日:2024年11月23日
撮影場所:道場門前商店街(山口市)
「2024年新年写真コンテスト」講評 審査委員長 倉田研治
[総評]
新年の紙面を飾るにあたり、甲乙つけがたい作品が数多く応募された。今回も山口ゆめ回廊の対象エリアを舞台に、風景や人物、動植物や地域行事など幅広いジャンルから力作ぞろいのコンテストになった。評価については、画面構成の精度だけではなく、新たな視点や発見があり、動的、静的な表現ともに心動かす瞬間を捉えたものを高評価とした。身近な場所でも、イベントや旅先などの特別な場所や時間でも同様で、普段から身の回りの出来事をよく観察していること、シャッターチャンスに出会った時に写真が撮れるようにしていることが肝要であり、評価の高い作品は特にその点が優れていた。 また、初めて応募した人が半数を超えており、紙面とWebを通じて新たな広がりが生まれていることは特筆すべき点である。SNSが身近になり影響力が出てきた昨今ではあるが、入賞作品は紙面掲載されて地域の人たちに届けられることが、このコンテストの特徴であり醍醐味となる。ぜひ、これからも地域にまなざしを向けた写真表現と、ローカルメディアが持つ魅力をあわせて楽しんでもらいたい。[最優秀賞]
「今日もよろしく」は、日の昇る時間帯に飛来する鳥たちのシルエットをあわせて、劇的な瞬間を見事に捉えている。望遠レンズの効果により、太陽は大きく存在感を示しており、着地しようと羽ばたく瞬間や語らう鳥たちを想起させる構成となっている。色調や陰影のバランスもよく、全体の印象が強く美しい。ダイナミックかつ繊細に仕上げられた、秀逸な作品である。[優秀賞]
「夏の笑顔」は、伝統芸能の準備をしている様子を絶妙なタイミングで捉えている。あごひもを締める人との関係性や、その場を楽しんでいる本人の様子が表情を通じてまっすぐに届いてくる。地域行事を通じて人が触れ合う様子を丁寧に捉え、その空気感が心地よく感じられる仕上りになっている。「この虹をくぐって行こう」は、端から端まできれいにかかった虹を消える前に撮影したい、そして撮れた!という衝動が伝わってくる。いつもの風景が、何かいいことがありそう!と思える、ちょっとした奇跡を見事にキャッチした作品である。
「また来てねー」は、タイミングと構成が抜群の仕上がりである。見送る女の子と手元の旗、見送られる乗客たちの表情や動きも素晴らしい。特別感や高揚感、地域の中でその場が沸いた熱量の届く優れた作品である。
※過去の受賞作品は、こちらをご覧ください。
※各作品の著作権は撮影者に帰属し、所有権・使用権は株式会社サンデー山口に帰属します。