3月27日、任期をあと1年残して急逝した小林兼年山口市長の死去は、衝撃とともに掲載。本紙では、市葬が行われた4月21日にも特集紙面を発行し、次のように報じた。
「さる3月27日午後、執務中に倒れ、済生会総合病院で急性心不全のため死去した故小林兼年市長の市葬が、きょう21日(土)午後1時から山口市民会館大ホールで執行される。(中略)市長になってからは一貫して“ふれあいの政治”を基本姿勢とし『対話型市政』を推進してきた」。それに伴う山口市長選は5月13日に行われ、山口市議だった佐内正治さんが出馬し当選。第20代山口市長に就任した。
また、「山口中央高校は移転新築」(1月19日付)と、現在地建て替えか移転新築かで市民の関心を呼んでいた中央高の移転決定を報じた。それに伴う関連施設の整備として「現在校舎跡地は情報ゾーンに」(同日)「ニューメディアプラザ山口が竣工」(4月29日付)「小郡に総合交通センター、鋳銭司にセミナーパーク新設」(6月24日付)「宮野に移転する野球場」(12月8日付)などの記事を掲載した。
ほかにも、「旧県立図書館書庫『赤レンガ』の保存決まる」(2月25日付)「山口市に市立図書館を!佐内市長に要望書提出」(9月9日付)など、変化していく街の様子や、山口市立図書館建設の契機になる動きを伝えた。