約500年の歴史を持つ古武術の抜刀術、居合にハマっている片岡貞継さん(40代男性)にその魅力を聞きました。
剣道の経験があり、歴史や剣豪小説も好きだったことから、居合にも興味がありました。約10年前、知り合いの経営者の方の演武を見る機会があり、体も鍛えたいと思って入門しました。
居合は激しい打ち合いや動きが無いため、年齢問わず、いつでもどこでも稽古できます。10分でも「型」と呼ばれる所作をすることで、忙しい毎日でも自分と向き合い、雑念を払って心の悩みなどをリセットする時間を持つことができ、思考がすっきりします。
目標はいつか八段に昇格すること。毎年1月に広島の厳島神社で行われる奉納演武に向けて、稽古に励もうと思っています。