「安全衛生に係る厚生労働大臣表彰」で功績賞を受賞。7月1日に山口労働局長から表彰状を受け取った。「長く勤めただけです」と謙虚に話す。
佐々木外科病院総合健診センター長としての業務に加え、山口産業保健推進センターで16年以上相談員を続けている。
広島大医学部を卒業して結婚。出産後も医師の道を絶たず、職場復帰を繰り返しながら4人の子どもを育て上げた。「当時は女医の子どもに保育園の入園許可が下りず、預け先に苦労した」と振り返る。キャリアを積む一方で、趣味はパン作りと家庭的な一面も。スマートフォンに収められた子どもや孫の写真やエピソードの数々には家族との深い絆をうかがうことができる。
好きな言葉は、マザーテレサの名言「愛の反対は憎しみではなく無関心」。
【プロフィル】1948年広島県生まれ。ノートルダム清心中・高、広島大医学部卒。山口大研修医、NTT西日本産業医を経て、現在は、佐々木外科病院総合健診センター長を務める。日本医師会認定産業医、日本産業衛生学会会員、人間ドック認定医。