台湾からのインバウンドを推進する山口市の国際交流員に就任。9月2日に渡辺市長から辞令を受け取った。
「高校2年の時、旅行で日本を訪れたことがきっかけで、日本に深く興味を持った。大学では4年間、日本文化や歴史について学んだものの社会人として働くことは初めて。山口市の期待に応えられるよう、まずは仕事に関して多くのことを学ばなければ」と意気込む。
大学時代は、バドミントンサークルに所属し、休みの日は「たまにジョギング」。さらに「業務を通じて見聞を広めるとともに山口市で趣味を見つけたい」と活動的。
「澄んだ空気、日本人の礼儀正しさが好き」と目に見えないものの魅力の伝え方も模索しながら「日本と台湾をつなぐ国際的な仕事をし続けたい」と、初対面の相手にも距離を感じさせない笑顔で話す。
【プロフィル】1997年1月台湾・台北市生まれ、台南育ちの22歳。輔仁大(台湾)在学中の2018年4月から2019年2月まで梅光学院大学(下関市)に留学。帰国して、2019年6月に卒業。大学では日本語学科に在籍し、日本文化や歴史を学ぶ。好きな日本食は親子丼と寿司。