毎年約9000人が訪れる人気の催し「宮野ホタルまつり」の第35回が、6月8日午後6時から9時前まで、山口ふれあい館(山口市宮野上、TEL083-923-3351)をメーン会場に開かれる。雨天の場合、6月9日(日)に順延される。
宮野中学校生徒の吹奏楽演奏で開幕。ステージでは、6時45分からもちまき、7時からはビンゴゲームが開催される(カードは1枚100円で5時15分に発売)。山口県立大学吹奏楽部BLAZEによる管打楽器アンサンブルとトロンボーンの演奏や、西京華伝隊のよさこい演舞などもある。
広場には、ビール、ジュース、焼き鳥、フライドポテト、手握り天、焼き餃子などの飲食店がずらり。和菓子付きの抹茶席や、ヨーヨーつりやお菓子すくいのコーナーもある。館内では、宮野小ホタル委員会によるホタル飼育の写真資料や、作文・イラストの展示などがされる。
また、橘橋から新蔵橋付近までの約500メートルは、「ホタル回廊」として約100個の竹とうろうが並び、風情をかきたてる。
駐車場は、山口市スポーツの森(山口市宮野上)第2多目的広場に用意される。会場との間には、約30分おきに無料シャトルバスが運行(4時半から9時半まで)。一方、臨時自転車置き場は、出合橋から橘橋にかけての交通規制区間(6時から9時半)に用意される。
「宮野小学校児童が幼虫から飼育して椹野川に放流したホタルも多い。宮野温泉バス停近くの竹やぶ付近は絶好の観賞スポット。ホタルの乱舞を楽しんで」と礒部政志みやの地域づくり協議会事務局長。問い合わせは、宮野ホタルまつり協賛会(TEL083-934-5005)へ。