山口市が、湯田温泉の湯田地域交流センター南側遊休地周辺に整備を予定している「多世代交流・健康増進拠点施設」のデザイン等受託候補者が、光井純アンドアソシエーツ・大建設計共同体に決定した。
プロポーザルには24社が参加。8社が書類審査を通過し、第1次選考で3社に絞られた。そして、6月15日と16日にあった第2次選考は、それぞれの代表作品が現地審査。
同共同体による「狐の足あと」は「多様な意見が出された中で、地域の議論を一つの建築として着地させたこと、それを狭小な空間において建物配置の工夫により実現させた」「既存ストックとの関係性を考慮し、伝統的な建築様式や素材を用いることで街並みとの調和を図っている」「地元の工務店や職人が施工、メンテナンスを行えるように配慮している」ことが高く評価された。