2月になり、「平成」も残すところ3カ月となった。そこで、今号から4月にかけて、平成の30年間に山口市内であった出来事を、サンデー山口の紙面から振り返ってみることにした。まずは1989(平成元)年から。
1月7日に昭和天皇が崩御され、2月24日に「大喪の礼」が東京・新宿御苑で行われた。本紙でもこの日は特集紙面を発行し、次のように報じた。
「きょう24日(金)は、市内でもすべての官公庁が休み。県庁舎には“服喪”のため弔旗が掲げられ、市役所も日曜と同じように閉庁する。確定申告期間中の山口税務署も、金融機関もお休み。ちまきやをはじめ、アルビ、エムラ、ニチイ、ダイエーなど大型店の休業で、集客力の大幅ダウンが見込まれることから米屋町、中市商店街は大半が店を閉め、駐車場も閉場する。70を超える店舗が並ぶ道場門前も大半は店を閉めるが、書店、薬局、軽食喫茶など約10店舗は平常通り営業する」。さらに、パチンコ店、ボウリング場、映画館、ゴルフ場、夜の「ネオン街」の休業と、その一方で平常通り営業するコンビニやスーパーの動向などを伝えた。
ほかには、「あす、市政60周年記念式典」(4月9日付)「大内塗が伝統工芸品に」(4月11日付)「亀山公園に噴水広場完成。モニュメントは澄川喜一作」(7月21日付)「中央高移転新築案が急浮上」(9月15日付)「東京、大阪、広島、福岡より高い山口市の生活水準」(11月17日付)「山口県にも第3のテレビ局」(11月19日付)などの記事を掲載した。