1992(平成4)年5月25日、「C・S赤れんが」が、初代館長に村中庸甫さんを迎えて開館した。1982(昭和57)年からの再建の経緯を、5月16日付本紙では、次のように伝えた。
「赤れんがは、大正7年に県立山口図書館の書庫として建設されたもので、老朽化が進んでいたが、『懐かしい建物なので残してほしい』という市民の要望を(市が)受け入れて、約2億6000万円かけ、コンサートホールなどを備えた二階建ての文化施設として整備した」。
また、「小郡町・ふるさと創生事業『其中庵』今月中に完成」(3月7日付)でも、文化施設再生の動きを伝えた。
スポーツ分野では「鴻城高OB大谷晋二郎君が新日本プロレス入り」(2月9日付)、社会の動きでは、現代に通じる取り組みとして「JR山口線は全車禁煙」(3月22日付)「学校週5日制、いよいよスタート」(9月12日付)などを報じた。
さらに、「七尾山トンネルが貫通」(1月21日付)「周防大橋の開通」(2月14日付)「小郡南小が開校」(3月17日付)「(山口・小郡地域マンションの)総販売戸数は5棟273戸」(9月13日付)など地域内のインフラ整備や、「山口県商業地上昇率は全国1位」(4月3日付)といった話題を伝えた。