この夏、山口県立山口博物館では、「ドローンを飛ばそう! ラジコンカーを動かそう!」をキャッチコピーに、特別展「どきどき! ドローン・ワールド」を開催します。
上空から驚きの映像を撮影する機体として一般的に知られているドローンには、各種の無線技術が詰め込まれています。無線操縦、GPSを利用した位置制御、撮影した映像の伝送などです。このように無線技術の粋であるドローンは、空撮映像だけでなく、農薬散布、鳥獣害対策、防災時の避難誘導や人命救助、測量といった様々な分野での実用化が進んでおり今後ますます活躍の場を広げようとしています。
特別展では、ドローンやラジコンカーの操作体験等を通して、これから私たちの暮らしに大きな役割を果たすドローンや無線技術についてわかりやすく紹介します。会期は8月1日(木)〜9月1日(日)。ぜひドローン・ワールドをお楽しみください。
山口県立山口博物館 理工担当学芸員 漁 剛志