支配人を務める湯田カントリー倶楽部に9月16日、北海道地震の被災地支援として北海道をかたどったパネルを設置。来場者から寄贈されたゴルフボールをはめ込み、1球につき50円を義援金とする試みを行い、10月末に目標の2千球(10万円)を達成。パネル横に設置した募金箱への金額も合わせて、10万1913円を5日、日本赤十字社県支部に寄託した。
「中には一人で30球以上持ち込んでくれた人も。こうした企画は初めてで不安もあったが、寄贈や支援の言葉に励まされた。企画・協力してくれたスタッフには本当に感謝している」
外国人の道案内や動物愛護の寄付など「困っている人を助けるのが好き」。義援金寄贈後に継続を提案する声も受け、「今回の経験を生かし、この場所ならではの社会貢献を今後も続けていきたい」と意欲を語る。
【プロフィル】1985(昭和60)年12月31日生まれの32歳。山大附属中、野田学園高、明治大商学部卒。三井不動産ホテルマネジメントやベンチャー会社勤務を経て、個人でIT業を営む。昨年家業のつちや産業に入社して現職。家族は妻と11カ月の娘が1人。