7月1日付で中国財務局山口財務所長に就任。「まずは、山口県や山口市についてよく知り、理解すること。地元の要望を聞き、本省に伝えるなどの橋渡し役を担いながら、地方創生・地域連携につながるようお役に立ちたい」と意気込む。
1995年から3年間、コロンビア日本大使館で書記官を務めた。勤務中の1996年、コロンビアの隣国ペルーで日本大使公邸占拠事件が起きた。「ペルー日本大使館が閉鎖し、ビザ発行などの諸業務を請け負ったことは記憶に深い」と振り返る。
現在、「運動不足解消のため」湯田の宿舎から中河原町の事務所まで約20分かけて徒歩で通勤。「山口県内には、歴史的建造物や観光スポットが数多くある。その一つ一つを巡るのも今後の楽しみ」と話す。
職場内外を問わず大切にしていることは、「信頼」と「協調」。
【プロフィル】1964年北海道生まれ。1983年札幌国税局入庁。横浜税務署に勤務しながら神奈川大卒業。大臣官房会計課、同課長補佐、大臣官房厚生管理官付課長補佐など務める。東京国税局日本橋税務署副署長を経て山口へ。コロンビア日本大使館勤務経験もある。