2016年リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した山口市吉敷出身の大野将平選手の後援会(合志栄一会長)が2019年8月に設立され、事務局長として同会を支えている。
「光村図書出版が発行した今年の中学3年生向け道徳の教科書に、礼節を重んじる武道家として載っている大野選手は我々の誇り。郷里の応援がモチベーションアップにつながれば」と話す。
元来子ども好きで、調停委員を中心に設立されたボランティア団体「山口少年友の会」で多くの子どもの親代わりとして悩みを聞き、社会奉仕活動に同行・援助をしてきた。また、吉敷川周辺のホタル保護活動など地域振興にも熱心。
「様々なものと戦いながらも東京五輪出場を目指す大野選手の頑張りを、皆で応援しよう」と呼びかけている。
【プロフィル】1938年山口市吉敷生まれ。良城小、鴻南中、山口高、山口大を卒業し、教職の道へ。山口大附属光中など山口県内の小学校・中学校、山口市・山口県教育委員会勤務を経て、1995年から1999年に母校の良城小で校長を務め、定年退職。現在は山口市吉敷地域づくり協議会会長も務める。