地域の人々の“学びたい”という意欲に応えようと山口大が開講する「公開講座」。医学、語学、歴史学、防災など、文系・理系における各分野の第一線で活躍している教授や専門職員らが趣向を凝らした講義を展開し、毎年600人以上が受講している。現在、前期講座(春・夏)の受講者が募集中だ。
「健康寿命を延ばすための運動教室」「アメリカ文学について考える」「名言・格言で学ぶ初めてのラテン語」「宇宙データやオープンデータの活用法-グーグル・アースを使って」「大学で学ぶ数学の世界」「あなたを救う地質の知識・土砂災害編」など、全部で21講座ある。
座学や実技、内容によっては現地での見学・体験などを交えた講座も用意されており、昨年度の受講者からは「毎回わかりやすい資料があり、現地での見学、調査もあり興味を持って学ぶことができた」(あなたを救う地質の知識・活断層編)「講座を受講しなければ知らずにいたことが多々あり、また作品も手に取ることのないものばかりで新鮮で楽しかった」(文学作品を味わう)などの感想が寄せられている。
なお、大学の講義を一般学生とともに受講できる「開放授業」も11講座が開催される。
日程、会場、受講料、申し込み締め切りなどの詳細は、2月23日付本紙掲載広告やウェブサイトを参照のこと。問い合わせは、同大地域未来創生センター(TEL083-933-5059)ヘ。