あさっては節分。最近では福豆だけでなく、「恵方巻」を食べることも一般化した。
その起源は定かではないが、大正時代ごろに関西で始まり、1990(平成2)年前後にスーパーやコンビニによって全国に広まったとされる。当時のサンデー山口を広げると、初めて登場したのは1988(昭和63)年だ。コープやまぐちとアルビの広告に、由来やその年の恵方が南南東であることなどが紹介。その翌年には小僧寿司チェーンによる「節分巻」広告も掲載された。それから30年がたち、今ではすっかり一般化。一方では、売り出し後の大量廃棄が社会問題化もしている。
恵方(今年は東北東)を向いて無言で1本を食べると縁起が良いとされる。福が舞い込みますように。
(K)