老朽化によって建て替えられ、今月27日に供用開始された小郡地域交流センター2階大ホールの緞帳を、会長を務める小郡婦人会が山口に寄贈。今年2月6日の贈呈式で、渡辺市長に目録を手渡した。
「新しいセンターの完成に際し、何か記念になるものをと思い、全員で話し合って決めた。センターが生涯学習や地域活動の拠点としてますます発展し、多くの方に利用されることを願う」
緞帳は縦3.8メートル、横9メートルでえんじ色。上部に金色の線が入っている。婦人会の積立資金約100万円を充てた。同会は、旧センター開館時にも石庭を寄贈している。
「奉仕の喜びは自分の喜びでもある」と語り、「国民文化祭」「おいでませ山口国体」「全国植樹祭」などではボランティア活動も。「体の続く限りちょっと無理をしてでも頑張りたい」
【プロフィル】1936年小郡生まれ、在住。47年に結成した小郡婦人会の第5代会長を2003年から務め16年。山口県連合会婦人会の編集委員も務める。海外在住の娘たちと交信するためパソコン教室に通い、「今はスマホで、テレビ電話かラインです」。