山口県ゆかりの講師による講座や講演会を通じて、地域活動に取り組む基盤醸成を目的とする「きらり山口ひとものがたりセミナー」。主催する山口県ひとづくり財団(TEL083-987-1710)は、2講座(各全3回)の聴講者を現在募集している。会場はいずれも山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)で、聴講無料。
一つ目は、毛利博物館顧問で山口県地方史楽会名誉会長の小山良昌さんによる「幕末から維新後に活躍した人々」。1月26日(土)の第1回は「甲子殉難烈士:大和弥八郎(國之助)」、2月9日(土)の第2回は「維新の10傑:廣澤眞臣」、同23日(土)の第3回は「幕末維新に大活躍:宍戸備後助(璣)(山県半蔵)」。すべて土曜日の午前10時半から正午までの開催で、申し込みは12月27日(木)まで。
二つ目は、「山口のモダニスト 上田敏雄」。防府市出身の詩人で文学者の上田敏雄(1900~1982)について、3人の講師がそれぞれの切り口で迫る。1月27日の第1回は「上田敏雄の軌跡」と題し防府図書館の森川信夫館長が、2月24日の第2回は「昭和初期の詩壇と上田敏雄」と題し中原中也記念館の中原豊館長が、3月17日の第3回は「上田敏雄の詩の世界」と題し詩人で前梅光学院大准教授の渡辺玄英さんが、それぞれ講演する。すべて日曜日の午前10時半から正午までの開催で、申し込みは1月10日(木)まで。
聴講申し込みは、ウェブサイト(http://www.hito21.jp)もしくははがきに講座名、希望人数(2人まで)、氏名・ふりがな、郵便番号、住所、電話番号を明記し、山口県ひとづくり財団山口県民学習部学習振興課(〒754-0893 山口市秋穂二島1062)へ。