老朽化のため、山口市が整備を進めていた湯の香通り(山口市湯田温泉3)が、10月15日(火)にリニューアルオープンした。
県道204号と錦川通りを結ぶ湯の香通りは、1986年に開設。温泉モニュメントや公衆トイレ等も同時に整備された。2001年には湯田温泉街で初の足湯もできた場所だ。
リニューアルした湯の香通りは長さ約70メートル、幅約5メートルで、既存に加えて新しい足湯を増設。また、気軽に温泉に触れてもらおうと大小二つの手湯も初めて設置された。通りの歩道部分はブロック舗装され、手すりもつけられた。さらに、夜間照明も増えたため治安の面でも安全性が向上した。総事業費は約6400万円。
利用時間は午前10時から午後10時まで。夜間には温泉情緒を感じられる空間を演出するため、植栽のライトアップも実施される。
リニューアルオープンを祝して
湯田温泉まちづくり協議会 会長 梅林 義彦
湯田温泉に、象徴的で重要なスポットがまた一つ誕生しました。これまでの印象を覆す魅力的なデザインに生まれ変わり、防犯の面からも大変ありがたく思います。
足湯や手湯を通じて、観光客や地域の皆様のコミュニティーが広がり、まちの活性化につながることを期待いたします。このように、まちの成長過程の中で我々も市民また事業者としてその役割を果たせますように、今後とも邁進して参ります。