「山口には魅力的な勤め先がない? いいえ、あなたが知らないだけです」
「山口きらめき企業の魅力発見フェア」が、10月19日(土)午前10時から午後3時まで、維新百年記念公園(山口市維新公園4)の維新大晃アリーナで開かれる。
3回目となる今回は、過去最多となる77社・9自治体が出展。農林業、建設業、製造業、情報通信業、運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、サービス業など、県内に拠点を置く世界トップシェアの企業らがブースを設ける。
参加対象は、大学生、短大生、高専学生、専修学校生はもちろん、高校生や教職員、さらに「保護者や一般の来場も大歓迎」と、主催する同実行委員会(TEL083-933-5478)。入場は無料で、途中の入退場も自由。
会場では、出展企業の事業内容などに加えて、「社長メッセージ」「会社の強み、特長」「やりがい、社風」「先輩、若手社員からの一言」が掲載された冊子がもらえる。また、19人の「学生コンシェルジュ」が、会場案内もしてくれる。
この催しは、2015年に文部科学省がスタートさせ、山口県内の12高等教育機関や自治体、民間企業などが協働で取り組んでいる「地(知)の拠点大学による地域創生推進事業(略称:COC+)」(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/coc-plus/)の一環。山口県内企業のことをほとんど知らない学生たちにまずは知ってもらい、若者の地元就職・定着の向上や地域活性化、さらには県の魅力の再発見につなげようと開催されるもの。昨年は、約1500人が来場した。
また、山口県内の17大学・短大等で構成する「大学リーグやまぐち」(TEL083-933-2140)による、企業等との連携や地域課題解決への取り組みを紹介する展示もされる。