2018年の厚生労働省「人口動態統計」によれば、年齢別の女性の死因として30代からがんが増加。加えて、女性の乳がんによる死亡率は年々上昇傾向にあり、大腸、肺、膵臓、胃につづく第5位となっている。
有名人の告白や体験記などにより、近年はさまざまな部位のがんについて認知度が向上。全国的ながん検診の受診率も伸びているが、一方で乳がん検診は40%台にとどまっているのが現状だ。
1999年にマンモグラフィーを導入し、約20年の検査実績を持つ阿知須同仁病院(山口市阿知須)は、10月のピンクリボン月間にあわせて、忙しい女性のために日曜および平日夜間に乳がん検診日を開設。女性の診療放射線技師と検査技師が、マンモグラフィー検査や見逃しリスクが低下するエコー検査を実施し、セルフチェックの方法も教えてもらえる。
日時は10月20日(日)と11月10日(日)の午前9時から正午までと、10月30日(水)午後6時から8時まで。
受診の予約、問い合わせは、同院健診部(TEL0836-65-5778)へ。