後継者不在率が75.0%と、全国の都道府県で2番目に高い山口県(帝国データバンク2018年調査)。そのような状況の中「地域における中小企業の後継者不足を解消しよう」と、山口市、宇部市、防府市の3商工会議所(山口、宇部、防府)および3商工会(山口県央、徳地、くすのき)は2018年8月、事業承継支援に向けた連携協力提携を結んだ。その枠組みに2019年8月、萩市、山陽小野田市、美祢市の2商議所(萩、山陽)および2商工会(美祢市、萩・阿西)が加わり、連携の輪がさらに広がった。
これら5商議所・5商工会は「6市に立地する事業者の研さん・交流が深まり、ビジネスチャンスにつながれば」と、ビジネスネットワーク拡大交流会を、合同で開催する。タイトルは「事業を明日へつなぐ!~地域で連携・提携」で、日時は11月18日(月)午後3時から6時半まで。会場はユウベルホテル松政(山口市湯田温泉3)で、参加費は3000円。第1部は吉野家ホールディングスの安部修仁会長による基調講演「吉野家の灯りを守り続けるには」で、第2部は参加者同士の交流会・名刺交換会だ。定員は200人。
申し込み方法は、事業所名、電話番号、所在地、所属商工会議所・商工会、受講者氏名を明記し、山口商議所(TEL083-925-2300、FAX083-921-1555)へファクスで。ウェブサイト(http://www.yamacci.or.jp/)の申し込みフォームからも可能だ。