日本初のクリスマスミサ(1552=天文21年)が、ここ山口で執り行われたとの史実を、地域のブランド力向上やにぎわいにつなげようと、「日本のクリスマスは山口から実行委員会」(岡部達矢委員長)は「12月、山口市はクリスマス市になる。」と宣言。12月の山口市内では、趣旨に賛同する50近くの催しや取り組みが行われている。
12月1日(土)・2日(日)に限定開催された音楽と光のイベント「山口光誕祭」を皮切りに、この時季の風物詩ともいえるイルミネーション「山口の灯り」は、山口市内各所で点灯中。一の坂川交通交流広場(山口市中河原町)では、旧サビエル記念聖堂を模したシンボルイルミネーションが輝き、一の坂川沿いの「桜イルミネーション」やC・S赤れんが前庭「ハートツリーMOMI」、「蛍かご」などが飾られた大殿大路、中心商店街などと合わせて散策したい。さらに、象頭山山頂、山口大学正門付近、山口朝日放送、中原中也記念館、温泉舎、新山口駅などJR山口線各駅、鋳銭司地域交流センターなども、鮮やかな光で彩られている。
また、12月16日(日)午前10時から午後4時まで、「日伊クリスマスマーケットwithイタリア車」が、山口市菜香亭(山口市天花1)で開かれる。フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティなどのイタリア車十数台が展示。さらに、アクセサリーやポストカード、ミニカー、飲食物などが販売される「マルシェ」も開かれ、二胡やマンドリンの演奏もされる。
その他イベントの詳細は、ウェブサイト(http://www.xmas-city.jp/)で。問い合わせは、同実行委員会事務局(山口商工会議所内、TEL083-925-2300)へ。