消印の一種「風景入通信日付印」(風景印)の収集にハマる「郵趣家」の長谷川一夫さん(60代男性)に、その魅力を聞きました。
風景印は、主に記念の目的で使用される消印の一種で、直径36ミリの円形枠の中に郵便局がある地域の名所・旧跡・催事・特産品などが図案に取り入れられているとび色の消印です。
約30年前、山口中央郵便局でその存在を知り、元来収集することが好きだった私の心に火が付きました。郵政民営化後、一から自分の足で赴いて収集することに意味を見出し、郵便局の窓口営業時間内という制限の中で、時間を見つけては収集しています。
私の住む地域にある山口後河原局は、五重塔の手前に大内人形が配されており、いちばん好きな図案です。