様々な明治維新150年記念催事に参加するうちに歴史学習にハマってしまった寺田勉さん(60代男性)に、その魅力を聞きました。
学生時代は歴史の勉強に面白さを見出せず、理系の道に進みました。公職を退いた2017年4月、周囲は明治維新150年に際して機運が高まっていました。そこで私も可能な限り郷土の歴史に関する講義や講演、史跡巡検などの催しに参加してみることにしました。
遺跡や遺構を目の前にし、専門家の講義に耳を傾けていると、まるでタイムカプセルをのぞいているかのように、その時代に生きた人々の息吹を感じます。いつしか探究心が増し、自ら歴史学習に赴いている自分に気づきました。今後は、専門分野を生かし、歴史を科学してみようかと思っています。