夏に発症するイメージの強い脱水症。実は、春も要注意なのです。なぜでしょうか。
脱水症は、体に含まれる水分が不足することで起こります。空気の乾燥など体外の要因と、適切な水分摂取ができないなど体内の要因とがあります。脱水状態の初期で、自覚症状のないものが「かくれ脱水」と呼ばれます。
冬から春にかけては、外気と気密性の高い室内とが乾燥するため、気づかぬうちに皮膚から水分が奪われたり、夏と違ってのどの渇きが感じにくくなることから、水分摂取が少なくなりがちです。この時期も脱水症のリスクはあるのです。
適切な水分補給で脱水症は防げます。一年を通して「のどが渇く前に水分補給」を心がけてみませんか?