国土交通省が先月発表した2018(平成30)年の公示地価(基準日:1月1日)で、山口市は全国47県庁所在地中、住宅地が21年連続の最下位で、商業地は46位だった。
山口市の「標準地」の平均価格(1平方メートル当たり)は、住宅地(11地点)が3万900円で、商業地(9地点)が7万100円。どちらも前年と変わらなかった。変動率は前者が0.0%(県庁所在地中29位)で後者はマイナス0.2%(同36位)と、前年(マイナス0.4%、同0.3%)より改善。住宅地の平均価格は県内17市町(上関町と阿武町は地点なし)中6位で、商業地は同じく3位だった。
平均価格の高い県内市町は、住宅地は①和木町(6万5100円)②岩国市(4万2100円)③下松市(3万7500円)④下関市(3万5600円)⑤周南市(3万4400円)⑥山口市⑦光市(2万9200円)⑧柳井市(2万8300円)⑨萩市(2万6800円)⑩防府市(2万6200円)⑪宇部市(2万5100円)⑫山陽小野田市(2万4300円)など。商業地は、①岩国市(8万700円)②和木町(7万9100円)③山口市④下関市(6万8800円)⑤下松市(6万4800円)⑥周南市(6万2300円)⑦防府市(6万1千円)⑧宇部市(5万2千円)⑨萩市(4万4800円)⑩光市(4万3400円)⑪柳井市(3万9300円)⑫長門市(3万8100円)など。