山口中央高フィルハーモニー管弦楽団の20回目の節目の定期演奏会が、5月4日(金・祝)午後1時半から山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。
メーン楽曲の「幻想交響曲」(ベルリオーズ)は、「音楽で物語を表現する」という形式と多くの楽器と演奏者が必要なことから、大編成のオーケストラの原点と呼べる名曲だ。「バレエ音楽『恋は魔術師』より」(ファリャ)は、7月の山口県学校合奏コンクールでの演奏予定曲。さらに、愛知県立芸術大教授の福本泰之をゲストに迎え、「バイオリン協奏曲第1番」(ブルッフ)を協演する。
岡原恵理佳実行委員長(トロンボーン)は「昨年秋からの練習の成果を出せるよう、心に響く音を出したい」、今永翔真副実行委員長(トランペット)は「メーン曲は編成の複雑さや規模が大きく、25人の部員全員が緊張感を持って本番に臨む」と意気込む。さらに「休日は6時間以上練習するなど、精いっぱい取り組んだ。ぜひ楽しんで演奏したい」と青木優香事務局長(ビオラ)。
前売券は500円(中学生以上、当日券は100円高)。同館、YCAM、三好屋レコード店、サンパークあじす、同校などで購入できる。問い合わせは、今津隆裕副顧問(TEL083-922-0032、平日午前8時半~午後5時)へ。