山口市は、今後の交通政策の指針となる「第二次山口市市民交通計画」を、3月に策定した。計画期間は2018(平成30)年度から10年間で、基本理念は「マイカーに頼りすぎないまちづくりを目指して~育て支えよう! みんなの公共交通」。
基本目標には①マイカーに頼りすぎない交通まちづくりの推進(目標値:月に1回以上公共交通機関を利用する市民の割合が19.7%→30.0%)②利用しやすい公共交通環境の整備(同:公共交通機関の利便性に満足している市民の割合が50.4%→57.5%、鉄道利用者数が年間540万人→541万人、路線バス利用者数が年間234万人→245万人)③日常生活を支える持続可能な生活交通の確保(同:移動手段が確保されていると思う市民割合が89.4%→100.0%等)④豊かな暮らしと交流のまちづくりに寄与する公共交通網の構築(同:居住誘導区域の人口密度=立地適正化計画策定時に設定)を掲げている。