ビオラ「グスタフ・マーラー」(1672年製造)、バイオリン「キング・ジョージⅢ」(1710年製造)など、バイオリン7台、ビオラ2台、チェロ2台、計11台ものストラディヴァリウスが集結する「ストラディヴァリウス・サミット・コンサート」が、6月2日(土)午後4時から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。その時価総額は90億円以上で、世界中に10台しか現存しないと言われるビオラのうち、2台がそろう機会だ。
演奏は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップメンバーが中心のベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツ。前記にコントラバスとチェンバロを加えた13人編成で、モーツァルト、J・S・バッハ、チャイコフスキーなどの楽曲が予定されている。
全席指定で、前売り券は席S7千円、A席6千円、B席5千円。25歳以下は各半額で、未就学児は入場不可。同館、山口井筒屋、三好屋レコード店、YCAM、コンビニ端末などで購入できる。問い合わせは、山口市文化振興財団(TEL083-901-2222)へ。
前日までの本公演との同時購入(同館とYCAMのみ)で、「ベルリン交響楽団」(同30日)の前売り券が半額になる。