2006年(平成18)年に認定された徳地の森林セラピー基地で、人と森と地域を元気にしたいと、活動の輪が広がっている。
徳地大原湖周辺の3700ヘクタールは2006(平成18)年、全国初の森林セラピー基地に認定。翌年4月のオープンから11年目を迎えた。現在、山口市の認定を受けた30代から70代の「森の案内人」92人が、ガイド活動、イベント、環境整備などを通じて森の魅力を発信している。
今年1月に発足した「もりとわ」(岸本由香里代表)は、同メンバーと様々な団体が集う「森フェス」をはじめ、同基地を中心とした地域密着型の企画運営を担う。
「10年の活動を経て、自然や森に対する共感が広がっている。より地域に根ざして発展していきたい」と岸本代表。