留学先のスペインで芸術に対する門戸の広さに力をもらい、好きな絵を画き続ける松浪由紀子さん(30代女性)に、魅力を聞きました。
高校の美術の先生から聞いた芸術の地スペインに憧れ、ある日一枚の絵を持ってバルセロナのリョッジャ美術学校の門を叩きました。紹介者もなく、スペイン語はほとんど話せませんでしたが、絵と私を見て入学を許可してもらえました。
夏休みは帰国して学費を稼ぎ、また学ぶ3年間でした。スペインは個展開催もコンクール出展もリーズナブルなうえ、学歴不要でありのままの芸術を評価してもらえることがありがたく、今も絵を画き続ける原動力になっています。
子育て真っただ中ですが、今年も山口県美展に応募しようと100号のキャンバスを組み立てました。