「山口県、九州北部、四国地方は、5月28日に梅雨入りしたと見られる」と気象庁は発表した。いずれも平年より8日早く、昨年と比べると23日も早い。山口県は「梅雨期の災害に備えましょう!」と、次の内容を呼び掛けている。
①日頃からの備え
・市町が作成しているハザードマップを活用して、住んでいる地域の 危険箇所、避難場所、避難経路を確認しましょう。
・避難の際に持ち出す非常持出品を用意しましょう。服用薬や粉ミルクなど、各家庭で必要と思われるものも確認しておきましょう。
・水や食料などの備蓄品を最低3日分、各家庭で用意しましょう。
・いざというときに家族が慌てず行動できるように、普段から集合場所や安否確認の方法など家族で話し合いましょう。
②大雨が降り出したら
・気象台が発表する最新の防災気象情報をテレビ、ラジオ、インターネットなどで随時確認しましょう。
・山口県は、防災やまぐち、Lアラート等を通じて、防災情報を配信しますので、随時確認しましょう。
・大雨による災害に巻き込まれないよう、不要な外出は控えましょう。
・市町から避難勧告や避難指示が発令されていない場合であっても、
危険を感じた場合や、避難に時間がかかる場合は、自らの判断で早めに避難しましょう。
③避難をするときには
・避難は原則として徒歩で行いましょう。
・非常持出品は、ナップサック等に入れて背中に背負い、両手が使える状態にしましょう。
・冠水時は、足元に注意し、前方を杖などで確認しながら移動しましょう。
・歩きやすい靴を履いて避難しましょう。
・家族や隣近所の人と声を掛け合って、ある程度かたまって避難しましょう。
・浸水や暴風雨により避難場所に避難することが危険な場合には、自宅や隣接する建物の2階以上に避難するか、崖から離れた側の部屋に 移動するなど、できるだけ安全な行動をとりましょう。