第34回「宮野ホタルまつり」が、6月9日午後6時から9時まで、山口ふれあい館(山口市宮野上、TEL083-923-3351)をメーン会場に開かれる。同地域は、ウェブマガジン「月刊旅色」(ブランジスタ)の6月号に、全国10カ所の一つとして取り上げられたホタル観賞地で、毎年約9千人が訪れる人気の催しだ。雨天の場合、6月10日(日)に延期される。
宮野中生徒の吹奏楽演奏で開幕。ステージでは、宮野小でのホタル人工飼育35年を記念して昨年誕生したオリジナルキャラ「キラルン」の妹「キラリン」のお披露目、もちまき(6時45分~)、ビンゴゲーム(カードは1枚100円で5時半に発売)、「K-Dance School」発表、山口県立大コーラスサークル「SOG」発表などがある。
広場には、ビール、焼き鳥、ドーナツ、フライドポテトなどの飲食店が並び、しし鍋も味わうことができる。館内では、同小ホタル委員会による展示などがされる。
また、橘橋から新蔵橋付近までの約500メートルは、「ホタル回廊」として約100個の竹とうろうが並ぶ。
駐車場は、山口市スポーツの森(山口市宮野上)第2多目的広場に用意される。会場との間には、約30分おきに無料シャトルバスが運行(4時半から9時半まで)。一方、臨時自転車置き場は、出合橋から橘橋にかけての交通規制区間(6時から9時半)に用意される。
「宮野小児童が幼虫から飼育して椹野川に放流したホタルも多い。宮野温泉バス停近くの竹やぶなど観賞スポットで、ぜひ楽しんで」と磯部政志みやの地域づくり協議会事務局長。問い合わせは、同まつり協賛会(TEL083-928-0250)へ。