ベルリン交響楽団山口公演が、6月30日(土)午後5時から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。
同楽団は、東西ドイツに分かれていた1966(昭和41)年に西ドイツで創設。初来日は2002(平成14)年で、今回で9度目。山口での公演は初となる。
指揮者はリオール・シャンバダール。1997(平成9)年に首席指揮者に就任した彼は、全身全霊で挑む熱い演奏で聴衆を魅了。ソリストは、ラフマニノフ国際ピアノ・コンクールで優勝に輝いた、ロシアのエフゲニー・ミハイロフ。「ピアノ界の至宝」が、待望の初来日だ。
曲目は、「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)、「交響詩『フィンランディア』op・26」(シベリウス)、「ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』op・73」(ベートーヴェン)、「交響曲第5番 ホ短調op・64」(チャイコフスキー)。すべて違う国の曲で「音楽の世界旅行を楽しんで」と、同館の西村真治さん。
全席指定。前売り券はS席7000円、A席6000円で、25歳以下は各半額。プレイガイドやコンビニ端末などで購入できる。問い合わせは同館(TEL083-922-9339)へ。