1971(昭和46)年にノーベル文学賞を受賞したチリの国民的英雄、詩人で政治家のパブロ・ネルーダを題材にした映画「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」(2016年チリ・アルゼンチン・フランス・スペイン)が、6月16日(土)に山口県教育会館(山口市大手町2)で上映される。時間は、午前10時半、午後2時、7時からの3回。
第2次世界大戦終結から3年。1948(昭和23)年のチリでは、共産主義が迫害されていた。共産党員で上院議員のパブロ・ネルーダ(ルイス・ニェッコ)は政府を非難するが、ビデラ大統領はネルーダを弾劾。警察官ペルショノー(ガエル・ガルシア・ベルナル)に逮捕を命じ、追いつ追われつの日々がスタートする。ネルーダは逃亡生活に刺激を受けながら、詩集「大いなる歌」を完成。ネルーダはわざと手がかりを残すことでペルショノーと戯れ、彼は追跡者でありながらネルーダに魅了もされていく-。
前売り券(電話予約可)は、一般1500円。YCAM、山口市民会館、同館などで購入できる。当日券は、一般1800円、19歳から25歳まで1000円、18歳以下800円。申し込み・問い合わせは、主催の西京シネクラブ(TEL083-928-2688)へ