梅雨時期から夏にかけて多く発生する「細菌性食中毒」。予防のポイントについて、山口県生活衛生課に聞きました。
細菌性食中毒の予防には、①清潔(細菌をつけない)②迅速(細菌を増やさない)③温度管理(細菌をやっつける)の3原則を守ることが大切です。
調理や食事の前は、石けんなどでよく手を洗い、食品に細菌を付けないようにしましょう。生の肉や魚に使った包丁・まな板などは、洗浄・消毒した後で次の食品に使いましょう。
食中毒菌は、30度から38度で急速に増えます。調理前後の食品は室温で放置せず、冷蔵が必要なものは冷蔵庫で保存し、冷凍しているものを解凍する時は冷蔵庫や電子レンジを使いましょう。
食中毒を防ぐための加熱は、食品の中心温度が75度以上で、1分以上が目安です。