ビオラ2本の弦楽五重奏をベースに、二重奏から八重奏まで柔軟な編成で、室内楽の新たな地平を切り開いている、パリを拠点とする「アンサンブル・ナフェア」のコンサートが、7月26日(木)午後7時から、山口県教育会館(山口市大手町2)で開かれる。
2019(平成31)年1月17日に創立100周年を迎える萩山口信金(TEL083-922-2700)が、記念事業として主催。入場は無料だが、同金庫の山口地区営業店で配布されている整理券が必要だ。定員は500人。
アンサンブル・ナフェアは、瀬川祥子(バイオリン)、クリスティナ・ダンボディス(同)、ジェレミー・ナゼ(ビオラ)、大橋りつ子(同)、ミハイル・レドゥカン(チェロ)の5人で構成。2008(平成20)年の来日公演では「アンサンブルが引き締まった上に良い意味で奔放」「生き生きとした躍動感や独特の色彩感が見事な感興を生んだ」など高い評価を受けた。
演奏予定曲目は、「バイオリンとビオラのための2重奏ト長調K423より」(モーツァルト)、「弦楽三重奏(2本のバイオリンとビオラ)作品75aより」(ドボルザーク)など。