「出会う、つながる、生まれる、広がる 環境健康都市」をコンセプトに、今年3月に完成した新山口駅北口駅前広場。現在も周辺では整備が進めてられている。これから駅周辺がどのように生まれ変わるのかを探ってみたい。
2021年度に供用開始予定となっている新山口駅北地区拠点施設。現時点では基本設計が完了しており、2018年12月末までに実施設計を終え、19年度から20年度末にかけて建設工事が行われる予定だ。
拠点施設は、多目的ホールや会議室をはじめ、起業創業・中小企業支援センター、公的機関オフィス、メディカルフィットネス等のライフイノベーションラボ、交流目的シェアハウス、スタジオ、環境配慮住宅、カフェ・飲食等の施設、駐車場、駐輪場で構成。小郡都市核の産業交流拠点としての機能強化を図り、「産業」「にぎわい」「生活文化」の創造を目指した整備が計画されている。
市民が世代を超えて交流することで、新たな産業の創出へとつなげ、広域的な経済発展の相乗効果と波及効果を生み出していくねらいがある。
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山口県ナンバーワンのビジネス街の形成へ向けて
山口市長 渡辺 純忠
この度、山口県の陸の玄関口である新山口駅周辺において、山口県ナンバーワンのビジネス街の形成に向けた、まちづくりの起点となる「新山口駅北地区拠点施設」の基本設計をとりまとめました。
今後は基本設計に基づき、山口に来訪される方、山口に住まわれる方にとって居心地のよい、時代の変化に柔軟に対応できる山口ならではの都市空間の形成を目指し、本市の地方創生を牽引するプロジェクトとして具体化してまいりたいと考えております。