「鍛冶畑の天狗」「新開の大力」など主に小郡地域に伝わる昔話を紙芝居に仕立て、小学校や施設を巡るボランティア団体がある。
「小郡昔話研究会」(右田朱実会長)は、小郡町史などをもとに紙芝居を制作し、毎月同地域を中心とした小学校や施設をボランティアで巡り、昔話の伝承活動をしている。
2001(平成13)年から活動を続けており、これまでに15作品を制作。55センチ×70センチの大型紙芝居を特製の木枠に収め、メンバー4人が呼吸を合わせて音読。拍子木や打楽器ウッドブロックの効果音で場の雰囲気を盛り上げる。
2018年10月13日(土)、14日(日)に萩市で開催される紙芝居全国大会出場に向けて、同地域の「勤王大庄屋」と呼ばれた林勇蔵の伝記を制作中。