日本初のクリスマスミサ(1552=天文21年)が、ここ山口で執り行われたとの史実を、地域のブランド力向上やにぎわいにつなげようと、日本のクリスマスは山口から(日クリ)実行委員会(岡部達矢委員長)は「12月、山口市はクリスマス市になる。」と宣言。毎年12月の市内では、趣旨に賛同する諸団体による、60近くの催しや取り組みが行われている。
先日、同委員会の総会が開催され、2018年度は新たな取り組みにもチャレンジしていくことが確認された。すなわち、「歴史」「食」「灯」「音」などの要素を掛け合わせて産業振興を図り、山口市の冬の風物詩に育て上げていく。
具体的には、「クリスマス本」の発刊準備や歴史講座の開催、新たな食事メニュー開発・提供などに取り組む予定だ。また、旧サビエル記念聖堂を模したシンボルイルミネーションは、市民の思い出の詰まったモニュメントとして再構築させる。