2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムに使用されるなど、日本を象徴する伝統色のひとつ藍。この藍の魅力に取りつかれ、自ら染め続けること30年の藍場・呉服田屋(山口市桜畠3)の田屋冨美子さんが企画する「藍染展~麻で涼を呼ぼう」が、8月5日(日)まで開催されている。
沖縄本紅型を使用した麻素材のれんの他、藍の濃淡で浮かび上がる模様が美しい日傘、ストール、衣類(洋服・着物)、小物など、涼しさや上品さを演出する作品が店内にずらりと並ぶ。
また、期間中は藍染を使って来年の干支「亥」の貼り絵を作るワークショップも開催。所要時間は2時間程度で、1回1500円から。申し込み・問い合わせは同店(TEL083-925-8156)へ。