服の端切れを使った小さなサルボボとネコ。驚くほどの数が自宅に美しく並ぶ藤永弘子さん(70代女性)に、その魅力を聞きました。
昨年、端切れを使った手芸としてサルボボとネコの作り方を習いました。サルボボは、約2センチの正方形に切った布で体を、フウセンカズラの種で顔を作ります。出来上がりは指先に乗るくらいのミニチュアで、ひとつ5分程度で作れます。ネコは洗濯バサミを芯に使いモノを挟むことができます。私が作る度に手先の器用な主人が陳列棚を作ってくれるので見栄えがします。
この手芸は愛着ある服を一部でも残すことができるし、指先の運動にもなります。何よりも見る人が喜んでくれる顔が嬉しくて、1年間でサルボボは1000個以上、ネコは200個以上作りました。