写真家・栗林和彦さんが1997(平成9)年から講師を務める写真教室「カメラで遊ぼうⅠ」の生徒による「栗の実会写真展」が、7月26日から29日(日)までC・S赤れんが(山口市中河原町5)で開かれる。時間は、午前9時(初日は午後1時)から午後5時(最終日は4時)まで。
「栗の実会」は今年で発足21年目。会場には、「カメラを通して豊かな人生を」を合言葉に活動している生徒18人による、植物や河川などの自然の景色や祭りの様子など、それぞれの一瞬を切り取った54点の作品が展示される。
栗林さんは「一生懸命撮影した成果をご覧いただき、講評や激励をしてもらえたらうれしい。気軽に足を運んでいただければ」と来場を呼びかけている。
ちなみに、1983(昭和58)年9月から栗林さんが本紙で連載を続けている「山口周辺」は、7月27日(金)付で1760回目を迎える。名所からあまり知られていない風景、地域で大切にされている石仏がたたずむ情景や変遷する街並みなどへの思いが、写真と文章でつづられている。