何歳になっても“学ぶ楽しさ”が実感できると、毎年600人以上が受講する山口大の「公開講座」。9月から順次開講される後期講座(秋・冬)の受講者が募集中だ。各講座とも、開講日の2週間前が申し込み締め切りとなる。講座名・内容は次の通り。
「看取りのための心の準備」終末期の段階的な症状の進行、家族ができるケアやプロセス等を学ぶ▽「文学作品を味わう-人と移動」移民、留学、戦争などが語られた作品を通じて、山口県の文化史や未来を考える▽「明治維新と儒教」儒教思想を切り口として明治維新を考察する▽「山口ふるさと伝承総合センター共同開催講座-漆器で辿る異文化交流の様子と大内塗体験」漆器を通じて異文化交流を学び、伝統工芸「大内塗」を体験▽「デジタルカメラ使いこなし講座」、撮影原理や特徴、カメラに合った撮影方法などを学ぶ▽「香りを科学する」香りによる植物や菌の生き残り戦略、暮らしにおける香りの活用法などを学ぶ▽「ナンプレパズルの解き方」いろいろな解法を数学的視点から知る▽「小麦栽培から始めるパンづくり」小麦の栽培技術と製粉、種まきを学ぶ▽「読み解こう市町の財政資料-山口県の市町をもとにして」まちの財政資料の活用方法や活用事例を知る▽「知っておこう相続法~相続でもめないための基礎知識」相続の基本的なルールを学ぶ
一方、大学の講義を一般学生とともに受講できる「開放授業」(後期)も、15講座が用意された。申し込み締め切りは8月24日(金)午後5時。
いずれも詳細は、本紙7月21日付掲載広告かウェブサイト(http://www.ext.yamaguchi-u.ac.jp/)で。申し込み・問い合わせ先は、同大地域未来創生センター(TEL083-933-5059)。