「大理石を磨いて好きな字や絵を彫り込み、世界に一つだけの宝ものを作ってみませんか」
8月11日(土・祝)と12日(日)の午前10時から午後4時まで、道の駅みとう(美祢市美東町大田)で「大理石クラフト体験」が開催される。
約3億年の時を刻んでできた美祢産大理石を磨き上げ、好きな字や絵を自由に彫り込み、ペーパーウエイトやキーホルダーなどを制作する。対象は小学生以上で、未就学児の場合は保護者の同伴が必要。制作に要するのは約1時間で、参加費は500円。
問い合わせは、山口県大理石・オニックス組合(TEL0837-53-0114)へ。
美祢産大理石は、長州ファイブのひとり井上馨が、小野田セメント創立者の笠井順八に頼んで秋吉地域の大理石を採掘させ、1891(明24)年、東京麻布鳥居坂に新居を建てる際、応接間に使用したといわれる。また、国会議事堂建設当時、使用する石はすべて国産品を使用する方針の中で、議事堂の内装には美祢産大理石の10種類が用いられた。